【福井】忘れにくい勉強法【進学塾ダーウィン】

こんにちは。

 

ダーウィン丸岡校の石黒です。

 

暑い日が続きますが、体調等は大丈夫でしょうか?

 

 

 

夏休みも始まって半分以上が過ぎました。

 

中3生や高3生を中心に学校の宿題とは別に自分なりの勉強を行っていると思いますが、今日は「忘れにくい勉強法」に注目して話したいと思います。

 

 

 

「忘れにくい=記憶力がいい」に結びつくかもしれませんが、記憶力がいい人はインプットよりアウトプットを重視しています。アメリカのコロンブス大で行った実験結果では、インプット3割、アウトプット7割で時間を割いたグループで最も記憶力が高かったという結果が出ています。

 

 

さて忘れにくい勉強法の具体例ですが、

 

①書いて覚える

②覚えたことを人に話す

などです。

 

 

 

 

①の書いて覚えることですが、書くことで脳幹網様体賦活系(RAS)から脳幹から大脳に向かう神経ネットワークが刺激され、脳は対象物に対する集中力を高め、積極的に情報を収集しようと始めるそうです。

 

 

②の覚えたことを人に話すことですが、例えば覚えた算数の台形の面積の公式((上底+下底)×高さ÷2)を誰かに話す時に、その人に関心を持ってもらうためにどうしてこのようになるのか説明するでしょう。その説明の過程でただ文字や記号を丸暗記した「意味記憶」からストーリーを伴った「エピソード記憶」になり、記憶に残りやすくなります。

 

 

誰かに話していてその人のために話しているようで、自分のためになっているのです。

 

 

逆も言えます。

内容を理解せずにただ覚える(丸暗記する)人は、非常に忘れやすい勉強法を行っているのです。

 

 

エピソード記憶で楽に楽しく覚える、長期記憶に変換する方法です。

 

この夏勉強したことを、友人や家族に話してみませんか?

 

しっかり説明出来たら理解している、記憶に残っていくことになります。

 

 

 

2021年8月10日

ダーウィン個別指導学院丸岡校

教室長 石黒 泰之