【福井】生徒の成長がうれしい【進学塾ダーウィン】
「わかりません」
生徒を指導していると、よく聞く言葉です。
この言葉に変化があったのがA君。
A君は小学校6年生から通ってくれている中1生。
通塾したての時の質問の仕方はというと、私の顔をじーっと見て「わかりません」とこれしか言いませんでした。
「どの問題が分からないの?」こちらから聞いてやっと、「この問題です」と指をさすという具合でした。
「わかりません」と質問をされるたび、私は繰り返し、「質問するときには、どの問題が分からないのか、何が分からないのか、できるだけ詳しく先生にはなしてごらん」と言い続けました。
そうするうち、だんだんと質問する言葉が変わってきました。
「この問題の式はどう書けばいいのですか」に変わり、「ここまで計算したんですけれど、この後どうすればいいか分かりません」になり、
今では解答解説を私の所にもってきて、「この問題の式がこのように書いてあるんですけれど、XとYの前になんで2があるのか分かりません」と質問内容が具体的になってきました。
そう、A君は、何が分からないか分かるようになってきているのです。
「質問の仕方が本当によくなってきたね」私は嬉しくなり、A君をものすごく褒めました。
今回はA君のことを紹介しましたが、色々な場面で生徒たちの成長を感じます。
そんな姿を見ることができるのが塾人として本当に楽しく嬉しいです。
2020年2月14日
ダーウィン個別指導学院木田校
教室長 松田 聡夫