【福井】「勉強しなさい!」は悪影響⁉【進学塾ダーウィン】
四ツ居校の吉田です。
今回は、私自身の話をします。
私はアラフィフの一人の子を持つオジサンです(笑)。
母親からは、幼少時から「勉強しなさい!」と言われたことがなく育ってきました。
かと言って勉強をたくさんしてきた訳ではなく、決して飛びぬけて優秀な訳でもなく、
ただ、私が求めるものや環境を十二分に整えてくれていました。
保護者からの悩みとして、
「家で子供が勉強しなくて、口うるさく言ってしまうんです。」
という声はよく耳にします。
子供がテレビやスマホばかりしている姿を見たとき・・・
悪い成績表を子供に見せられたとき・・・。
子を思う親の率直な気持ちとして、「勉強しなさい!」と感情的に思わず口にしてしまうのもわかります。
でも、子の気持ちを最優先に考えることが大事なのではないでしょうか。
母親の伝え方を少し変えることで、子供の行動が大きく変わるかもしれません。
私の場合、成績が悪かった時に母親から言われた言葉として、はっきりと覚えているのが、「このままでいいの?」でした。
勉強やスポーツを含め、負けず嫌いの性格だった私には、その言葉はずっしりと重く、やってやるぞ!と気持ちが奮い立った記憶があります。
思春期は多感な時期です。
「勉強をしないと高校や大学に行けない。」「大人になったら勉強の大事さがわかる。」とか、他人に言われなくてもある程度、中学生には理解できることです。
わかっていることを身近な母親から何度も言われると、マイナス思考に進み、家族間の絆にひびが入りかねません。
20年以上塾業界に身を置く私ですが、勉強に対する興味や関心が子供に伝われば、他人に言われなくても子供は勉強するようになります。
私は塾の面談の時にたまにこう伝えます。
「お母さん、『勉強しなさい!』をこれからは言わないで下さい。子供が勉強していないことに対するお母さんのストレスは一旦私に預けて下さい。」
生徒全員、「やる気にさせる!」という強い思いを持って取り組んでおります。
私の今までの経験を活かして、お母さんよりも第三者である塾の先生という立場から、勉強の必要性を生徒に伝えることが良い方向に進むと考えます。
もちろん、勉強のことだけでなく、他愛もない趣味の話や友人・恋愛関係の相談など…全面的に生徒をサポートしてまいります。
私は「一期一会」という言葉が大好きです。
この仕事の醍醐味は、多くの生徒、保護者との出会い、そして歓喜の共有と考えております。
この冬、未だ見ぬ出会いを心待ちにしつつ、ご期待に添える、「熱い、熱い!冬期講習」を準備してお迎え致します!
2019年12月13日
進学塾ダーウィン四ツ居校
教室長 吉田 俊寿