【福井】防災【進学塾ダーウィン】
こんにちは。
ダーウィン丸岡・鯖江校の石黒です。
中3生の学力診断テストも終了し、立冬を迎えました。
暦の上では冬になりましたが、体調等は大丈夫でしょうか?
さて、先日私が住んでいる地区では防災訓練がありました。
地区の住民が朝早くに起きて近くの公民館に集まり、その後数名が近くの小学校に移動しました。
その小学校で、消防士や消防団の方、企業が集まっての防災訓練体験等が開かれました。
「数十年に1度の大雨」や「地球温暖化による異常気象」という言葉が昔より頻繁にニュースから流れるからこそ、私にとっては普段体験できない貴重な時間になりました。
今日はその体験の中から、役に立つかもしれない情報をいくつかお伝えします。知っている方も再確認していただけたらと思います。
- 煙の種類
煙には3種類あるそうです。「白・黒・黄色の煙」です。
白い煙は物が燃えて酸素が足りているとき(完全燃焼)で、二酸化炭素が発生しているとき。黒い煙は酸素が足りない(不完全燃焼)状態で、炭素の微粒子と一酸化炭素が発生します。黒い煙のまわりには有害な一酸化炭素が含まれている可能性が非常に高いので危険です。
黒い煙を見たら近づかないようにとのこと!
ちなみに一酸化炭素は無色無臭で、2~3口吸うと頭痛がして、さらに吸うと体が動かなくなります。
- 倒れた家具に挟まった人を救出する
地震の現場で倒れた家財道具や倒壊した家に下敷きになっている方を救出することがあるかもしれません。女性や力のない子供でも救出できる方法として、
- 手で運べる家具などは移動させる
- 金属の棒などを使い、てこの原理で家具を持ち上げる
- 木片などをかませて人との間に空間を作る
- 下敷きになった人を引っ張る
とのことです。阪神淡路大震災では、消防士などから救出された人はわずか1割で、残りの9割は近隣の方が救出して助かったとのことです。
私たちがこのような知識を持つことで、誰かを守り助けることに繋がると思います。
2022年11月5日
ダーウィン個別指導学院丸岡校
教室長 石黒 泰之