過去から学ぶ①

こんにちは。

ダーウィン丸岡校の石黒です。

先週は大雪の峠も一つ越えましたが、生活の影響はどうでしょうか?

 

さて、高校入試まで残り10日をきってきました。

明日県立高校の出願倍率が発表され、出願変更期間に入ります。

中3生にとってはまさに本番直前です。

 

私はこの時期になると、思い出すことがあります。

数年前に当時中3生のM君の高校受験のことです。

M君は藤島高校を目指していました。直前の外部模試でA判定を取り、自信をつけていました。

ただ、家での様子はその自信が過信に変わっていました。

この時期でもゲームを我慢できず、優先順位はゲームの次が勉強。

ゲームに割く時間が多いのは友人のS君も心配するほどでした。

M君のお母さんは本人に任せていたので、勉強していると思い、本人を信じていました。

その結果・・・藤島高校は不合格でした。

 

入試後、お母さんは教室で

「ゲームをしていたのは知っていました。ゲームを取り上げてでも勉強させるべきだった。

本当に後悔しています。」

と大粒の涙を流していました。私も言葉が見つからず、心が痛みました。

そして私立高校に進んだM君は、その失敗を糧に旧帝大に進学しました。

 

この時期、最後の追い込みは重要です。

たとえ模試でA判定でも調整を誤れば失敗します。絶対はありません。

「慢心は捨てよ」

受験生には最後の最後まで悔いのない時間の使い方をしてほしいです。

 

ダーウィン丸岡校

石黒

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