【福井】あなたの心に残っている恩師【進学塾ダーウィン】
みなさま、こんにちは、こんばんは。ダーウィン福大前校の教室長の関口です。
梅雨入りもし、雨が多くなってきたこのごろですが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
雨というと、一般的には嫌う人が多いと思いますが、塾あるあるのこの時期の虫問題(夜は虫が寄ってきて大変。私もよく、網を持って虫と追いかけっこしています…)が、雨が降ると緩和されます。物事って、捉え方ひとつで良い側面も見えますよね!
今回のテーマは「あなたの心に残っている恩師」です。
学生の人はまだこれから出会う先生もいるので、決められないかもしれないですね。
これをお読みの保護者の方は、どの先生が頭に浮かんだでしょうか?
私はこの質問を講師の面接で毎回します。
人それぞれ、いろいろな先生が当然でてきます。
しかし、その中で、共通していることがあります。それは「厳しかった」ということ。
普段は優しかったり楽しかったりしても、厳しい時には厳しく接してくれた、そのような恩師をあげる講師が圧倒的に多いです。
厳しくするということは、生徒に嫌われる、生徒の心が離れる怖さもあるはずです。
でも、本当に生徒を思うからこそ、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると言えるのだと思います。
今はもう見かけなくなったものですが、私が好きだった何かのCM。
かつての教え子が大人になり、恩師とお酒を飲んでいるシーン。
そこでボソッと教え子が言った言葉。
「俺、先生のこと嫌いでしたよ」
それを聞いて、何とも言えない柔らかな表情で何も言わない恩師。
ジーンとくるCMでした。
大人になった今だから、恩師の思いが理解できるという様子を表したものだと、私は理解しています。
最後に、私の思い出に残る恩師を。高1の時の担任のO先生。
私、高校生活で唯一遅刻したのが、高1の遠足の日でした。
O先生から家に電話がかかってきて、それで目を覚ましました。
学校まで30~40分かかるので、遠足を諦めると伝えたところ、O先生は「ダメだ。遠足はみんなでいくもんだ。だからお前も。今から行くから」といい、しばらくしてO先生は来ました。
私の住んでいた地域にはにつかわしくない、クラスメイトを乗せた大きなバスとともに(笑)。
そんなに一生懸命になってくれたO先生は、私の恩師の1人です。今はこの話を、生徒との話のネタに使わせてもらっています。
もしかしたら、今すぐには理解してもらえないかもしれない。
でも生徒のために、一生懸命(一人の生徒に命を懸ける)に、ダーウィンでは生徒一人ひとりと向き合っていきます。私の恩師のO先生のように・・・。
2022年6月21日
ダーウィン個別指導学院
福大前校教室長 関口 雅仁